Cart 0

40s ~ Vintage British Work Jacket

販売済みの商品も多いんですが、
せっかく写真を撮っていたのでご紹介していきたいと思います。

ますはこのジャケット。
自分の中で久しぶりに震えた一枚。
40s Vintage Dead Stock L.M.S.R Drivers Jacket
....Sold....

英国ワークアイテムを代表する、ドライバーズジャケット。
基本英国のワークジャケットは、ラペルカラー & 前振りの効いた袖付け。
ウェストの絞りも効いたテーラードジャケットのよう作り。
サイドポケットの位置もフロントではなく真横、
背面からもわかるような位置で、所謂ワークジャケットとは異なる
テーラードジャケットのような作りですね。
近年でも英国ワークジャケットは基本このつくりなんですが、
こちらは 40s Vintage 品。フロント 4つボタン
Vゾーンも狭く まるでサックジャケットのようなシルエット。
 
しかも、ブルードリル生地が常な英国ワークジャケットで
デニム生地はかなり珍しいです。
40年代のデニム生地ですから間違いないです。
米国ヴィンテージにも引けを取らない風合いの良さ、
ネップの飛んだ抜群な生地感も魅力的な逸品です。

だいぶ市民権を得た感のある英国ヴィンテージですが、
まだまだ情報量が少なく年代特定もあやふやなところ。
英国ヴィンテージに限らずヴィンテージ全般
まず見るところはボタンやジップかと。

 50sの英国メタルボタンは
上部と下部でパーツが分かれた 2ピース。
ですが、40年代のは

一つの部品で成形された1ピースメタルボタン。
私も聞いた話ではっきりとした資料もないので
不確かな部分もありますが、
date表記のあるミリタリーアイテムなどを見ると
概ね間違っていないように感じます。
で、こちらのジャケットは後者の1ピース成形の40sメタルボタン。
これで概ね40年代かなと察しがつくのですが、
このジャケットでさらに決定的なのがこのステンシル。
 L.M.S.R のステンシル、London Midland & Scotish Railway
London~MIdland~Scotland を繋いでいた鉄道で
1948年に鉄道各社が国有化され British Railways になる前の
1923–1947にあった4台鉄道会社のうちの一つ。
ですので、40s以前という可能性もありますが、
〜 40s の Vintage で間違いないですね。

うーん、かっこいいです、このジャケット。
英国のワークジャケットでデニム生地というのも珍しいですし、
何よりこのシンプルなデザイン。
米国ヴィンテージの大戦カバーオールにも通ずるアイテムかと。
さらにデッドストックですし、サイズもよくて
形も良しと非の打ちどころのない逸品。 自分も欲しかったので
また頑張って見つけてきたいと思います。 笑

お次は
フェードした色合いも◎。
英国ヴィンテージといえばのブルードリル生地のワークジャケット。
ですが、こちらはラペルカラーではなく
トップボタンのついた立ち襟、スタンドカラージャケット。
胸ポケット x 1 のみついたチュニックタイプの
スタンドカラーはまぁまぁ見ますが
3パッチポケットにカフボタンのついた
スタンドカラージャケットは中々ないかと。
錆びたメタルボタンも良い雰囲気ですね。
また、フロント合わせ部分の裾も
( L : Square cut, R : Rounded cut )
スクウェアになっているものが多い中
こちらは角の落ちたラウンドした形で個人的に好きなポイント。
またメカニックJKTと称される事の多い立ち襟ジャケットですが、
こちらは "CCFB" のパッチ付き。
おそらく"Cornwall County Fire Brigade "の略。多分。。。笑
Cがコーンウォルかは正直定かではありませんが、
C? County Fire Brigade は間違いないので
こちらはメカニックではなくファイヤーマンジャケット。
珍しいですね。また、パッチの付き方も面白く
丸く縫い付けられたこの付き方、初めて見ました。

同様なファイヤーマンジャケットが
3点ご用意あったんですが、こちらがラスト1点。

退色、着用感の強い所謂USEDコンディションですが、
致命的なダメージ等なく、この年代の英国ワークウェアにしては
良い状態と言えると逸品かと思います。
デニムで例えるならちょうど良い色落ち。
シワの入りやすい脇の部分にはヒゲが入り
袖口のリペアも合わせて非常にワークアイテムらしく
良い味のある、風合い良い逸品ではないでしょうか。
171cm / 65kg
サイズは自分でジャストな感じ。
襟を寝かせてサックジャケットぽくも着られるし
襟を立ててスタンドカラーで着てもいいかと。
今時期カットソー の上からさらっと羽織れて
通年使える使い勝手の良い逸品。
オススメです。

お次も英国ヴィンテージワークジャケットで

BR (British Railway) もそうですが、
英国ワークウェアーといえば思い浮かべる方も多い
GPO (General Post Office)。
1969年に廃止された英国の郵政事業のワークジャケット
紙タグ & ステンシルもバッチリ残ったデッドストック品 。
また縫製はロックで処理されたタイプが多い中
こちらは全てWステッチ、巻縫いタイプの古いヤツ。
ステンシル、紙タグも古いタイプなので
~50's の個体で間違いないと思います。
<171cm / 65kg>

サイズ表記は4でして着た感じは 38くらいでしょうか。
ボタンも英国ならではな チェンジボタンで雰囲気良いです。
丈はやや長めのカバーオール丈で合わせを選ばないシンプルなデザイン。
使い勝手の良い生地感で通年使える汎用性の高い逸品です。
中々デッドででてくる事もないですし
お好きな方、お探しの方はこの機会に是非。

と最後にもう一点
前述ドライバーズジャケットでもでてきた BR。
70's vinatge の Dead Stock、ドライバーズジャケット。

ラペルカラーに3つボタン、3パッチポケットの
オーソドックスな英国ワークウェアスタイル。
70's以降になるとコットン  x ポリエステル、
化繊混紡素材が多くなりまいますが、

こちらはコットン 100% の ブルードリル生地。
これからの退色、経年変化も楽しみな逸品です。
襟はラペルカラーですが、
 
立たせたり寝かせたり。
  アレンジしてきていただいてもいいかと思います。
また個人的には背面にベントのつかない作り、
ノーベントな作りもお気に入りのポイント。
カバーオール感覚でカジュアルに合わせやすく
使い勝手の良い逸品。オススメです。


AMEMIYA

投稿順 新着順