今期23SSから取扱いさせていただく
イタリア、ナポリのシャツメーカー、
サルヴァトーレピッコロ。
もちろん名前は前々から知っていたんですが、
"イタリア"、"ナポリ"、"シャツ"、"テーラー"
っていうワードが並ぶと硬いというか、
ドレスなイメージが先行してしまい
中々手を出しにくかったんですが、
NEW ERA にワークジャケット & NB というラフないでたちで
"サルトの技術で、カジュアルな事もやりたい"
と語るサルヴァトーレ氏に会ってみると
そのイメージは一気に覆されました。
きっかけは23SSに向けてシャツジャケット、
何か羽織れる商材を探していた時に見つけた 本国サイト 。
カジュアルに使えそうなシャツジャケットや
ワークジャケットスタイルに一目惚れ。
早々にコンタクトを取ったわけですが、
待てど暮らせどノーレスポンス。w
数週間経ったのちに待ちわびた返信がありまして
"来月パリで展示会やってるけどどう?" との事。
こういうのはタイミングというか
巡り合わせもあるもので
英国出張とタイミングばっちり。
急遽強引にパリも出張に組み込んで
会いに行ったのが昨年の事。
意外に思われるかもしれませんがパリは初めて。
古着・ヴィンテージの仕入れに四苦八苦しつつ
いつもの買い付けでは縁のないおしゃれな空間でついにご対面。
人柄も柔らかくめっちゃいい人。
普段中々見られないフルラインナップに興奮しつつ
目当てのシャツジャケットを試着し倒してると
サルヴァトーレが一言、
"うちはシャツ屋だからシャツも試してくれ”
その言葉にずきゅんと射抜かれて袖を通すと
その肩周りの独特なフィット感、心地よさにびっくり。
今までハンドのシャツなんて着た事ないですから。
ハンドステッチならではな ローテンションな肩のステッチ、
https://cdn.shopify.com/s/files/1/0566/0757/2117/files/IMG_0797.jpg?v=1681375468
それにより生み出される肩の可動域、独特なフィット感。
細いアームホールのドレスシャツでも
窮屈な感じはなく、心地よく吸い付く肩周り。
さらに肘にダーツが入ることにより腕の屈伸運動もノーストレス。
これすごいなぁ〜と物の良さを体感してしまうと
ほろっとやられてしまう性格でして。
シャツも取り扱いたいなと。
ただタイドアップするいわゆるドレスシャツを展開しても
ネクタイやスーツの販売のない当店だと困っちゃうし。。。
と商品を見渡していると面白いモデルを発見。
それが
Salvatore Piccolo made in Italy "Western Shirt"
Size : 40 , 41 , 42
¥30,000 (incl Tax ¥33,000)
こちらのウェスタンシャツ 。
マカロニウェスタンという言葉があるように
西部劇、ウェスタン文化が根付いているイタリア。
+元来細美な作りでアームホールも細いウェスタンシャツに
ハンドステッチ &
肘のダーツって理にかなっていて
ヤバいかっこいいと一目惚れ。
デニムに合わせても
171cm / 65kg , Size : 41
こってりアメカジにならないし、
長すぎない着丈も合わせやすく◎。
背面、ウェストのダーツも排除していますので
ウェスト周りもタイトすぎず
インして着ても程よいボリューム。
カラーステイ付きのウェスタンシャツ というのも
イタリアらしいというか、
中々無い面白い仕様に感じます。
羽織ってよし、インしてよし。
ゲンズブール的にジャケパンスタイル、
紺ブレ合わせても良いかと思います。
アメリカ古着のイメージの強いウェスタンシャツですが、
変化球でイタリア製。
本格サルト、ハンド仕立てのウェスタンシャツ 。
有りなチョイスだと思います。
気になる方は是非店頭でお試しください。
前置きが長くて
ジャケットにたどり着きませんでしたので
また次回、追って紹介したいと思います。
AMEMIYA